創業1872年から5代に渡り受け継がれている歴史と伝統のある老舗メーカーのこだわりは「エクストラバージンオイルの品質」を維持すること。そのため、オリーブオイルが出来上がるまでの間の品質管理を厳正に行えるよう一貫製造に。オリーブ大国スペインの古都・トレド近郊に広がるガルシア社のオリーブ畑では、約3万本のオリーブの樹を栽培。収穫されたオリーブの実は近隣の自社工場に運ばれ、新鮮さを保ったまま搾油されます。
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オリーブオイルの指標の1つである酸度については、国際オリーブ協会(IOC)の規格よりも厳しい自社基準を設定。長年の経験とノウハウを持ったガルシア社だからこそできる、「安心」と「新鮮」にこだわったオリーブオイルを日本も含め5大陸40ヵ国以上に輸出しています。
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オリーブの収穫は、例年10月から3月にかけて行われます。オリーブや土壌の状態に合わせて、機械および手動で摘み取り、工場へ。収穫後なるべく早く搾油することで品質の良いオリーブオイルが出来上がります。
ガルシア社は環境保護への取り組みにも積極的です。自社農園は全て有機認証を受けており、農園の一部は渡り鳥の保護地区に指定されています。また、サーキュラーエコノミー(循環型社会)への取り組みの一環として、自社でつくった有機肥料を使用。この有機肥料には、オリーブオイルを搾油した際に発生するオリーブの搾りかすを利用しています。